北海道奈井江町公演の旅のスライドショーです。
北海道空知郡奈井江町への旅の様子のスライドショーです。
北海道も台風の影響を受けたにもかかわらず、ぱれっとは台風の影響を受けることもなく、おだやかな天候のもとで公演することができました。
行も帰りも、フェリーは揺れましたが、影響はそれだけ。
苫小牧に上陸したときの天気は怪しい気がしましたが、すぐに快晴となりました。
朝のウトナイ湖です。
湖面に空がきれいに映っています。
ここ何年か毎年のコースになっているのが、苫小牧漁港にあるマルトマ食堂で朝食を食べ、それからウトナイ湖によって白鳥を眺めてそれから道東でも札幌でも旭川へでもここから出発するのが、恒例になっています。
今回は、ここから、空知郡奈井江町へ移動しました。
広い北海道。
12号線は日本で一番長い直線道路でした。
もっともそこへ行くまでも、千歳から抜ける道も長い直線道路でしたが。
ここ何年か、道東の方面に行くことが多かったのでこの北上は久しぶりでした。
時間的に余裕があったので、
中富良野のラベンダー園へも足を延ばしてみました。
ラベンダーはもう終わっていましたが、それでもきれいに花が咲き誇っていました。
奈井江から中富良野へは歌志内市を通ります。
歌志内でも公演していて、宿題のように高橋揆一郎さんの「観音力疾走」の本が頭の隅にあります。
以前公演したときに、この話を芝居にしてくれないかと声をかけていただいたのですが、今だに約束を果たせていないのです。
さて、北海道の大地を感じつつ、奈井江小学校へ入り、下準備に取り掛かりました。
北海道に多いすのこのない、天井の張ってあるタイプのステージでした。
このタイプの場合、どのように照明を吊り込むのか、どのように袖を吊り込むのかといったことを考え、作業するのがとてもたいへんです。
今回は点検口から屋根裏に入り込み、蛍光灯などの電気の隙間と、ものを吊るために開けてあった小さい穴を利用しました。
天井の隙間からワイヤーを降ろしたりとかなりたいへんな作業となりました。
それでも19時15分にはメドがたち、翌日朝7時からの仕込みで、芝居を確認する時間をしっかりと持つことができました。
ところが、本番中、音響のスピーカーケーブルが外れるというハプニングが起きてしまいました。アンプの根元から片側のケーブルが抜けてしまっていたのです。
アンプとケーブルとはバナナジャックでつないでありました。
養生の仕方を考える必要があるようです。
途中で原因に気づき対応しましたが、やはり、そう言った失敗は芝居の集中力をそいでしまいます。
特に、ぱれっとのセロ弾きのゴーシュという作品はスタッフと役者、全ての仕事がガラス細工のように組み合わさってできており、うまくいったときの感動はとてもすごいものがあります。もちろんここに観客もはいるのですが。
そんなすごい舞台はそう成立しません。長いことやっていますが、めったにない。
勿論、普段でも十分面白いし、感動もします。
でもうまくいったときは、ノーヒットノーランを達成するくらいの価値があります。
昔ある音響さんが、完璧と思えるくらいうまく行っていた時がありました。
その人は自分は天才か。と思ったそうです。
そう思った瞬間つまらないミスをしてしまいました。
帰りの車の中でぼやいていました。
毎回、毎回が挑戦なのです。
公演はなんとか終わり、北海道にしては、ムシムシ具合がまるで東京のようでした。
美唄で、ピパの湯という看板を見つけて、そこで汗を流しました。
高台にあるのに残念ながら木があって眺めを望むことはできませんでした。
おまけに、男湯は、露天風呂はあるのですが、そこにある、洞窟風呂というところはお湯が張ってありませんでした。
これはけっこう残念。
それから千歳空港でお土産を買う時間をとり、苫小牧へ。
苫小牧では、これも恒例になっている、
ラーメン・定食・ジンギスカンの店へはいりました。
この店を発見したのはたぶん20年以上前かな。
そこのころ、ジンギスカン1人前400円ライス小が100円だったかな。
今は1人前600円です。
肉は、丸い形にそろえた、マトン。
昔ながらの肉です。
これには照明の奥宮さんが特に喜んでくれました。
帰りのフェリーも揺れました。八戸につくとものすごい霧です。
八戸大橋を渡っても何もみえませんでした。
朝は八戸大橋を渡って陸奥湊へいき、そこの市場で朝食を食べるのが恒例になっています。
毎年、市場の横の駐車場にいれるのですが、これまで、受付のおばさんがいてそこに声をかけて車をおきでるときに清算をしていたのですが、今年はゲートがあって、機械になっていました。
台風の影響で着岸が遅れ、下船するのが遅かったせいもありますが、なんとなくまた店が減った気がします。気のせいか去年よりも活気がないようにさえ感じられました。
きっと台風の影響と、時間がずれてしまったせいなのだと思いますが、なんだか気になりました。
果物屋さんは変わらずでした。
路上で、蕎麦だんごを売っている御祖母さんがいました。おばあさんというのは違うないさばのかっちゃだな。
まだまだ、陸奥湊の市場は健在でした。どうか来年もまたみなさん元気でいてほしいものです。
今年の北海道公演は終わってしまいました。来年はもっといろいろいけるといいなあ。
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