田沼小学校で「セロ弾きのゴーシュ・注文の多い料理店」の公演。佐野市は34度もありました・・・

昨日は佐野市田沼小学校で公演がありました。

作品は「セロ弾きのゴーシュ・注文の多い料理店」です。

写真は注文の多い料理店のラストの舞台。開演前の舞台チェックの様子です。

照明機材と紗幕の吊り位置の関係であかりは毎回微妙に変わります。

また、舞台の広さ、照明との距離により光量も変わっていきます。


舞台となる体育館の形状に合わせできる限り理想の舞台に近づけるように努力します。

舞台が出来上がったら、立ち位置を確認。


前日の仕込みです。吊り込む照明の準備と幕類、基本の準備を前日に終わらせます。

この時点ではまだ一文字幕も吊っていない状態です。

体育館によって形状はそれぞれことなるのですが、経験と工夫、アイデアでこれまでなんとか乗り切ってきました。


当日の朝、作業を開始したばかりの様子です。

この作業の結果、最初にあるような舞台に仕上がっていきます。

ほぼ、最低限の劇場の機構と近い形です。

いろいろな舞台づくりのやりかたがありますが、先輩たちから教わったり、伝えられた方法を基にして舞台を作り上げる工夫を重ねてきました。

昨日の舞台は思ったより間口が広く、しかし、奥行きは少なく、すべてが計算通りとはいかなかったかな。

でもフレキシブルに対応して、世界にたったひとつの一日限りの劇場、

田沼小学校体育館劇場を作りました。

この劇場で観客と共に創り上げた演劇空間が、観客の想像力に少しでも役立ってくれたらなあと思います。

それにしても昨日は暑かった・・・

佐野市は34度まであがっていたとか・・・・

舞台に立つ僕らも暑かったけど、観客もたいへんだったと思います。

でも暑さも忘れて芝居にくらいついてくれていました。

田沼小学校のみなさん、ほんとによく見てくれてありがとう。



劇団ぱれっと

どんな空間でも素敵な劇場に。心に残る舞台をどこへでも!

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