照明プラン・・・・

mireiさんの2nd Album Release Liveのちらしです。

1月29日 13:30開場 14:00開演。

照明を頼まれています。先週飯能市民会館の小ホールで顔合わせとリハーサルに行きました。デモCDもいただき、仕込み図を作成中です。

照明の仕事というのは、演出のイメージを聞き、舞台美術と舞台構成を念頭において、音楽の場合なら、曲を聞き、歌詞を読んで歌の世界を想像して照明のイメージを考えて行きます。すぐに思いつくこともあれば時間のかかることもあり、なかなか思ったようにはいかないものなのです。

それから、考えなくてはならないのは、劇場によって、条件がそれぞれ違うことです。

その劇場の客席の位置、舞台に対する高低さなどを考えながら、それぞれの劇場の機構を見ながら考えていきます。

照明は色もそうですが、明かりの角度や位置がとても大事なのです。

限られた条件の中で、どのようにすることがベストなのか。

それを考えて、照明機材の配置などを考え色の組み合わせを考えます。

もちろん、予算のこともあるし、電源の容量のこともあります。

そんなこんなを検討して仕込み図を書くのです。

そして実際に仕込みをして明かりを作ってみるのですが、常にイメージ通りに行くとは限らないし、現場に入って変更ということもしばしばあるものです。

こんなことをくだくだと書いているのは・・・・今、まさに苦労しているから・・・

・・・・やっと、なんとか仕込み図にメドがたちました。歌からのイメージはすぐに浮かんだのですが、そこから先、膨らんだイメージを表現するには条件がいろいろあって・・・・

いろいろ削っていく作業となりました・・・・・なかなか悩むところなのです。


さて一昨日はこちらの稽古観でした・・・・


こちらはまだ先、まだ稽古観に行く機会があるので比較的気持ちにゆとりがあります。

照明という仕事は、舞台演出に深くかかわっているものです。

舞台に立つ表現者、それは人だけではなく物、舞台美術、小道具や大道具、すべての見え方に関わることになります。照明の角度、色、明るさ、によって、観客にあたえるイメージができてしまうものです。

表現者の邪魔にならないように、表現者の伝えたいイメージをサポートする。

稽古を見ながら、様々に考えるこの仕事は、技術にとらわれなければ、自分自身の想像の世界を広げていくのに役に立っていると思っています。

僕自身の表現の肥やしにもなると思うのです。

さて、仕事に戻ります。



劇団ぱれっと

どんな空間でも素敵な劇場に。心に残る舞台をどこへでも!

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