mireiさんのコンサート。
照明の仕事です。1月29日に飯能市市民会館の小ホールでのmireiさんのコンサートです。
先週、音リハーサルを見て、前日に仕込み、当日の14:00からの公演でした。
先週初めて、mireiさんをはじめ、演出のシモシュさん、舞台美術の加茂さん他みなさんに顔合わせして、前日仕込み、そして本番と迎えました。
音源を聞き、舞台稽古を見、舞台美術を見て考えたことは、透明感。
舞台美術の和紙のつりものを木立に見立てて、木立から差し込む柔らかい光をイメージしていました。
ナチュラルな感じなのですが、部屋の中での朝ではなく森の中での朝のイメージ。
リハーサルの様子です。本人の衣装も本番では白でした。
返しスピーカーとの関係でmireiさんはプロセミアムよりも前で歌っています。
今回はじめてのお付き合いでしたが、このコンサートには、パントマイムの語りにと歌だけではない表現が入っていてその組み合わせが上手くいっていました。
それぞれテーマは歌に繋がっているのでまとまりのいいコンサートになっていたと思います。
打ち上げでみなさんとお話させていただきました。みなさん舞台に対してとても真摯に向き合っていることがこちらにも伝わってきてとても楽しい時間となりました。
飯能という町にできていたこのコミュニティーは、とても素敵なコミュニティーでした。
地域というのが、やはり人のつながりでできていて、ひとりひとりの顔が見えてくるとこの地域の見え方も変わってきます。
音楽と舞台が結んだ縁は舞台を飛び出して町そのものを文化でつなげていく。町の景色が、舞台の後、色づいているようです。
前日、仕込みの前に町を散策してみて、意外に、意外にといったら失礼かもしれないけれど、歴史もあり、それぞれが自己表現をしている町なのだなと感じていました。
今回のみなさんとの出会いは、地域というものを改めて考える機会となりました。
人と人とが結びつき、表現の輪を広げていく・・・・いろいろな形で人が参加し、集まり、輪が拡がっていく・・・・文化が生まれる。地域が生まれる。
少しは、僕らも役にたったのかな・・・
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