北杜市泉小学校体育館劇場

北杜市にある泉小学校の体育館です。

北杜市は山梨県にあります。

標高800mくらいだったかな。

富士山と山々がきれいに見える学校です。

ちなみに、すぐそばには金田一晴彦さんの記念館がありました。


今回は午前中紀伊国屋ホールで松元ヒロさんのひとりだちの仕込みを手伝ってから、新宿でみんなに集合してもらって出発しました。

ぱれっとの美女三人娘は移動の車内でも明るく元気です。


途中双葉のサービスエリアで休憩・・・・・


お約束・・・・道草をすることはとっても大事です。


泉小学校に到着。

早速仕込みです。


ホリゾント幕を吊っているところです。

天井はすのこのようになっていましたが、登ることができず、すのこの化粧の上にある

梁にロープをかけてバトンを吊って吊り上げます。


体育館は見た目よりも広く、高さもありました。


袖幕のバトンを吊り、照明バトンを吊り、プロセミアムアーチを吊っていきます。


前日の作業はここまで。

ここから宿へ移動です。

宿は白州ゲストハウスという宿です。

遊び心にあふれた宿でした。

お風呂は近くの道の駅にあるつたの湯という温泉へ。

それから前説作りです。


白州ゲストハウスの共用スペースで前説を考えました。

学習発表会があるということと子供たちが芝居を作るのが好きとの情報から、芝居を楽しむことをテーマにしました。

芝居に正解はなく、自分の素直に感じた思いを伝えること楽しめること。

人の想像はそれぞれ。お互いに尊重できることが楽しくなるといいなあということを短い中に感じてもらえたらいいなあということで話し合いました。


前説つくりは真剣ですが遊び心も大事です。この共用スペースは、とても楽しい空間で、ついつい遊んでしまいましたが、そのことが中身を膨らませてくれます。

その結果


キュートなろみさんが前説に登場することになりました。

ほんとうにおもしろく、そしてキュートでした。


ゴーシュです。

こちらはセロ弾きのゴーシュのたぬきの場面です。

それから注文の多い料理店の紳士ふたり。

子供たちはほんとうにお芝居を楽しんでくれていました。

終演後、校長先生と担当の先生、それから保護者の方とお話をさせていただきました。

この地は宮沢賢治の親友のいた地で、風の又三郎に影響を与えたという話もあり縁のある地という話から、僕たちが演劇を見てもらうということより、共に想像の世界を楽しんでもらうことで、自分たちの生きている場所を感じてもらうことについて意見を交換することになりました。

話は、広がり、伝えるということ、繰り返しではなくその瞬間を生きること、といった話になりました。

先生という仕事もまた、準備をして毎回の授業に向き合っていて、どんなに毎日顔を合わせていたとしても、同じ日はなく、過去にうまくできたことを追いかけても決してうまくいかないものだそうです。

終わりがない世界なのです。

先生との話はつきませんでした。

片付けが終わった時間と子供たちの給食が終わった時間が重なりました。

子供たちが、車の周りに集まってきました。


子供たちと話も尽きません。

名残惜しいですが別れを告げて帰路につきます。

子供たちが車から離れないのでエンデューと丸本さんが車の後ろをついて歩いて校門をでることにしましたが、気づくと二人はまるでパレードをしているようでした。


帰りは韮崎の道の駅によって遅いお昼をとって東京へ帰りました。



北杜市泉小学校体育館劇場

2018年9月26日仕込み、9月27日公演

「セロ弾きのゴーシュ・注文の多い料理店」

セロ弾きのゴーシュ

ゴーシュ・宇野桃子

語り・遠藤絵梨

声(楽長、ネズミ母・佐瀬佳明  ネコ、支配人・丸本育寿  

カッコウ、子ネズミ・遠藤絵梨  子タヌキ・山本ひろみ)


注文の多い料理店

語り・宇野桃子

紳士A・丸本育寿

紳士B・佐瀬佳明

声(やまねこ1・遠藤絵梨  やまねこ2、案内人・宇野桃子)


音響・小沢高史

照明・奥宮康裕


観客・北杜市泉小学校のみなさん、保護者のみなさん。

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