勉強会
ぱれっと大阪公演を終えて、最初の稽古。芝居の反省会ももそうですが、仕込みについて改めて確認です。何年も舞台を作り続けていますが、改めて確認することも常にあります。
それぞれ劇団によってやり方がありますが、ぱれっとでは通常の劇場の基本的な構造を作る作業をしています。
写真は照明の仕込みの確認作業の一コマです。
河本さんが説明を聞きながら図に起こしています。
照明仕込み図は勿論あるのですが、それをより具体的に、自分で分かりやすいように書き直しているのです。
劇場での仕込みならば単純な仕込みなのですが、すべてを仮設で、限られた時間で作りあげることができるように工夫もしてありますが、なかなかわかりにくくたいへんなのです。
因みに、この仕込みは先週の連跿公演の照明よりも回路数が多い仕込みになっています。
劇場は最初から舞台を作り上げるためにある程度準備がしてあり、ひとつひとつの作業の結果を想像しやすくなっていますが、体育館は本来劇場ではありません。
完成された舞台のイメージはみんな持っているし、何年も作っている舞台なので分かっているのですが、細かいところになるとまだまだ理解できていないことがあるものです。
芝居の稽古だけではなく、舞台全体、道具、音響、照明、それから機構。
すべてを考え理解する。それはなかなかたいへんな作業なのです。
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