語り絵本その9「おきなぐさ」
劇団ぱれっとの語り絵本その9は宮澤賢治の「おきなぐさ」です。
「うずのしゅげ」という名前のあるおきなぐさのお話です。
春に綺麗な花を咲かせていたうずのしゅげ。
2か月後には、白い綿毛になっています。
うずのしゅげは、風に乗って飛んでいきました。
綿毛は北の方へ飛んでいきましたが、その美しい魂は空に、天に向かって飛んで行ったから。
うずのしゅげは空に飛んで二つの変光星になったのです。
とても美しくて優しいお話です。
作・宮澤賢治
語り・佐瀬佳明
画・Romi
作曲演奏・宇野桃子
制作・劇団ぱれっと
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