語り絵本15「ゆきおんな」公開しました。
語り絵本その15は、「ゆきおんな」です。
今回は一人語りではありません。4人で語り芝居にしました。
それからいつもはろみさんの描いた画だけですが、今回は佐瀬の影絵とコラボにしました。
曲はいつもように宇野さんが作曲・演奏していますが今回は効果音も宇野さんが作りました。
(口三味線です)
ラジオドラマ風の語り絵本になりました。
この「ゆきおんな」は小泉八雲が「怪談」という本の中に書かれているお話のひとつです。
小泉八雲は明治時代に日本に教師としてやってきたギリシャの人ラフカディオ・ハーンという人です。日本人の女性と結婚して日本人となり、日本語はできなかったらしいのですが妻に昔話や民話を集めてもらいそれを本にしました。
武蔵の国、今の埼玉県でのお話です。
武蔵の国に住む二人の木こり、茂作と巳之吉。
茂作は老人で、巳之吉は18歳の美少年。
ある時、大吹雪にあい、川を渡って帰ることができずに、川の渡し守の小屋に避難します。
そうして夜中。
ゆきおんなが現れ、茂作を殺します。
そうして巳之吉をじっと見つめます。若く美しい巳之吉を殺すのやめます。
そうして・・・・・・
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