宇都宮市雀宮東小学校体育館劇場
宇野さんの作った舞台模型の動画です。
どこかで子供たちに見せてあげても面白いかもということで今回は持ってきてみました。
今回はすのこの作業もしやすく、翔くんとトワさんが積極的に登ってくれました。
少しづつ経験を重ねています。
脚立にも。
紗幕を開閉させるための細引きの細工をしているところです。
高いところの作業なので慎重に。
出来上がりを確認、修正する宇野さん。
高所作業を翔くんとトワさんに任せて、河本さんはパネルづくりや、
ステージ廻りなどを作業。
徐々に舞台が出来上がっていきます。
前日の作業終了。照明バトンは当日飛ばします。
今回は、割とスムーズに舞台づくりが進行しました。
夜は宇都宮の餃子。
学校を出て宿に入り、宇都宮の町に出たのは20時過ぎ。
街は閑散としていて、シャッターが下りている店も多く、人通りもまばらでした・・・・
パルコの向いのビル、ドン・キホーテの入っているビルの地下にある宇都宮いろいろな餃子屋さんの餃子が食べられるお店に入りました。ラストオーダー5分前。ギリギリ滑り込みとなりました。
栄えている場所が変わったのか、昔はもっと人が多く歩いていたような記憶があります。
・・・何年かおきには来ているのですが、年々寂しくなっているような気がします。
さて当日
いつものように前説からスタート・・・・
が、
電動で開閉する割緞帳なのですが、途中で止まってしまうというハプニング。
どうやらモーターが弱っているようです。そこで、電動の仕掛けを使うのを止めて、急遽手で開閉することに。
緞帳の開閉は芝居です。
開閉の稽古を翔くんとトワさんにしてもらいました。
それから芝居のリハーサル。というより稽古です。
ネコ
カッコウ
タヌキ
何回も公演していますが、それでも時間があれば稽古です。
少しでも、よくなるように。
それに僕らは演劇を見せるというよりも、生活空間にお邪魔して観客と一緒に想像の世界を楽しみ、感じてもらうということを考えています。
短い時間でもその場になじむということを大切にしたいと考えています。
宮澤賢治の書いたお話のお芝居ですが、決して遠い昔に書かれたお話を伝えるのではなく、観客の日常とどこかで繋がっていると無意識に感じてもらえるようにしたいと考えています。
その橋渡しとして前説を考えています。
ですから毎回、前日にその場の様子をみたり、情報を集めて考えます。
今回は学校創立144周年記念ということでした。
それに、前の週の運動会があったとのことだったので運動会を調べてみると143年前に日本に伝わったものでした。
当時は運動会ではなく、「遊び」とか呼ばれていたそうです。
そこからトークを宇野さん河本さんが作り、そのトークを佐瀬が聞いて、修正をしたり、する作業を前日宿でして、当日の朝、音の尺と合わせて確認します。
今回はスムーズに出来上がりました。
なるべく、観客とコール&レスポンスをするようにします。
観客に入ってきてもらうためです。
稽古、リハーサルに欠かせないのが、音響、照明のスタッフです。
演劇を空間で考えているぱれっとの芝居で一番大事にしていることはアンサンブルです。
照明、音響、道具、役者、観客、全てのアンサンブルで空間が成り立っているのです。
舞台を創る条件は毎回変わりますが、毎回その場でのできる限りを目指して舞台を作っています。
観客である子どもたちは、賑やかでした。
子どもたちのエネルギーに負けないように、公演。
無事に終了。
終了後、舞台に5、6年生が上がって、照明や、幕、小道具などを見学してもらうことに。
さっきまで使っていた道具や、体育館が変わっている姿をまじかで見て触る機会があったことはとてもよかったと思っています。
お昼休みの時間に子供たちが、片付けの手伝いに来てくれました。
道具を説明したりしながら、幕をたたんだり、星球を巻いたり、道具を車のそばまで運んでくれたりとお手伝いしてくれました。
子どもたちの心に何か残ってくれたらいいなあ。
この体育館で自分たちならどんな想像するだろうかと考えてくれたらいいなあ。
自分たちの足元から、想像してくれたらいいなあ。
宇都宮市雀宮東小学校体育館劇場公演
「セロ弾きのゴーシュ・注文の多い料理店」
お姉さん 宇野桃子、河本愛弓、鈴井永遠
1幕「セロ弾きのゴーシュ」
ゴーシュ 宇野桃子
語り 河本愛弓
声
楽長・佐瀬佳明 ネコ・河本愛弓 カッコウ・鈴井永遠 タヌキ・川畑翔陽
ネズミ母・佐瀬佳明 子ネズミ・河本愛弓 支配人・河本愛弓 楽員・鈴井永遠
2幕「注文の多い料理店」
語り 宇野桃子
紳士A 河本愛弓
紳士B 佐瀬佳明
声
やまねこ1・宇野桃子 やまねこ2・鈴井永遠
案内人・宇野桃子
照明 奥宮康裕
音響 ゆうた
道具 川畑翔陽
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