稽古です。

４日間の「松元ヒロひとりだち」が無事千秋楽を迎え、翌日、昨日はぱれっとの稽古でした。ヒロさんの公演は４回とも満席。

観客の盛り上がりもものすごく、笑いと拍手が鳴りやみませんでした。

今回は、最後に語った、「袴田巌夢の間の世の中」というドキュメンタリー映画の話がとても深く、考えさせる内容で、映画を超えて松元ヒロさんの完全な作品になっていたように思います。とてもいい勉強になりました。

さて関心しているばかりではいられません。

ぱれっとの稽古です。昨日は昼間「セロ弾きのゴーシュ」の心情と音響の確認を稽古して、それから通し稽古。

夜間になって、「セロ弾きのゴーシュ」のダメ出し、「星の王子さま」の音楽稽古をして、

それから「注文の多い料理店」の音響確認と通し稽古という内容となりました。

昨日の稽古には久しぶりに、だるま座の池田さんが来てくれました。

彼の眼には、こつこつ積み重ねてきた稽古の姿、どんな風に見えたでしょうか。

しっかり社会を見つめながら、今、現在の自分たちと世の中を意識しつつ、表現を考える。ひとつひとつ、一瞬、一瞬を、固定化することなく、自由に、そして心を大切に生きる。

物語のようにかっこよくもうまくも生きられないかもしれないけれど、精一杯、

肩ひじ張らずに生きたいものです。