一週間

この一週間、熊本地震のニュースを見聞きしながら地道に稽古と仕事をしていました。

まずは地震で被災された方、亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。

今だに収束のつかない中ですが、自分たちは変わらない日常を続けています。

稽古を続け、少しづつメンテナンスをつづけ、改良を続ける。

僕たちは、お芝居を届けることが仕事です。このお芝居を届けるときに常に考えていることがあります。

それは、お芝居をみせに行くのではなく、その場その場の生活の場である町の中にお邪魔させていただいて、その場の空気を感じながら、観客と共にその場での芝居を作る。

ということです。僕たちは旅をしています。旅をただ流れていくのではなく、ひとつひとつの舞台を、その場限りの舞台を観客と共に作り上げることで、その観客が住んでいる自分の足元から想像することが始められようになれたらいいなと考えています。

九州。昔はよく行きました。熊本、八代、宇土、菊池、阿蘇。

もちろん、福岡、大分、宮崎、鹿児島、佐賀、長崎も

行っていない県はないし、様々な学校の体育館、町、宿、飲み屋。

覚えています。長いときには一か月、移動2ステージなんてこともありました。

とても九州は好きなところでした。

おおらかで、温かい人のイメージがあります。

どうか皆さんが無事に元の生活を取り戻せるように願っています。

僕らはコツコツ。思いは熱く。届くように。


劇団ぱれっと

どんな空間でも素敵な劇場に。心に残る舞台をどこへでも!

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